インテリアとアート

内装デザインPierre-Yves ROCHON

ピエール=イヴ・ロション

多くの五つ星ホテル、高級レストランなどを手がけ、ラグジュアリーな空間デザインにおいて国際的な名声を博す建築家・デザイナー。

「私は資生堂に対して『ピュア』『シンプル』『洗練』というイメージを感じました」と語るロション氏は、資生堂の歴史、ロオジエの今後を見据え、資生堂との幾度にもわたるディスカッションの中で、イメージを「白」「ゴールド」「透明感」「ガラス」「光」のキーワードに集約。ラグジュアリーな空間を創りあげています。ロション氏も選定に加わり、これまで以上に充実したロオジエのアート・コレクションも店内に彩りをそえています。

  • ジャン・コクトー(1889〜1963、フランス生まれ) ペーストガラスの花器。マルチな芸術家として知られる。

  • FITZIA / フィツィア
    1931~2015

    1931年、ラ・ボール(フランス、ブルターニュ地方)生まれ。コラージュアートの代表的アーティストの一人。コラージュに一生を捧げ、作品の解釈は無限の可能性の中へと観る者を誘う。彼女の作品は数多くの国で展示され、幾つかの作品はニューヨーク近代美術館、メキシコ美術館に収蔵されている。

  • プライベートユースが可能な個室

  • ドミニク・ダルデック(1957〜、フランス生まれ) ブロンズ彫刻とドームガラス。1980年代から数々の賞を受賞、ドーム社とのコラボでも知られる。

  • レイモン・シューブ(1893〜1970、フランス生まれ)によるテーブル(1950年)。鉄とガラス(サンゴバン社製)で制作されている。アールデコ期を代表する金属装飾家。

  • クリストフル社製銀器。アンドレ・プットマン(1925〜2013、フランス生まれ) とコラボレーションしたシリーズ「ヴェルティゴ」。プットマンはフランスを代表するインテリアデザイナーであった。

  • ドミニク・ダルデック(1957〜、フランス生まれ) 彫刻。

  • ミシェル・コルニュ(1957〜、フランス生まれ)三連作リトグラフ。青インクによる作品。

  • ショープレートのデザインはピエール=イヴ・ロション、製作はリモージュのアビランド社(1842年創設)。料理用にベルナルド社やJ.L.コケ社のプレートも用いる。ウォーターグラスは、ハンドメイドによる高品質製品で有名なドイツのテーブルウェアブランド、ディバーン社製。

  • ソニア・ドゥロネ(1885〜1979、ロシア生まれ) オービュッソン社製毛織りタペストリー。ドゥロネは1920年代からパリで活躍したアールデコ期を代表する女流画家。

  • ピュイフォルカ社のカトラリー。1820年設立のフランスを代表する銀食器ブランド。最高純度の銀を用い、職人が丹念に仕上げたカトラリー。

  • テーブル上の花器はドーム社製ペーストガラス。机と椅子はモーリス・ジャロ(1900〜1971、フランス生まれ)によるデザイン。アールデコ期の家具デザイナーで、ウォールナット机は羊皮紙張、ストールは革で仕上げられている。

  • D・ポルトー社製ロオジエのロゴ入りオリジナルナプキン。D.ポルトー社はフランス発祥の世界的なリネンメーカー。

  • ダイニングへのアプローチとしての緩やかな螺旋階段

  • サルバドール・ダリ(1904〜1989、スペイン生まれ) 引き出しのあるヴィーナス。ペーストガラス製、引き出しは銀製。鏡はジャン・マヨドン(1893〜1967、フランス生まれ)の作品。

  • ルネ・ラリック(1860〜1945、フランス生まれ) アンティークキャンドルスタンド。本来はキャンドル立てであるが花器として使用。アールデコ期を代表するガラス作家。

  • フランスのメゾン・ドゥリル社製シャンデリア。フラワーアート監修はダニエル・オスト(1955〜、ベルギー生まれ)。

  • サルバドール・ダリ(1904〜1989、スペイン生まれ) ペーストガラスとブロンズ彫刻。「柔らかい時計」をモチーフにしたオブジェ。

  • ロオジエの名前の由来である柳とシャンパンバブルがデザインされたエッチングガラス。ピエール=イヴ・ロションのデザイン。

  • 資生堂初代社長である福原信三氏による作品群『巴里とセイヌ』(1913年頃)より

  • ソニア・ドゥロネ(1885〜1979、ロシア生まれ) オービュッソン社製毛織りタペストリー。ドゥロネは1920年代からパリで活躍したアールデコ期を代表する女流画家。

  • アンナ・トルフ(1967〜、ベルギー生まれ) クリスタル製花器。現在チェコを拠点として作品を発表している。作品はすべてハンドメイドである。

  • 資生堂の象徴である椿をデザインしたエントランスドアのブロンズデコレーション。ピエール=イヴ・ロションのデザイン。

  • 照明入りエッチングガラステーブル。シャンデリアのデザインはピエール=イヴ・ロションで、フランスのベロネーゼ社製。

  • アクセル・カッセル(1955〜、ドイツ生まれ) ブロンズ彫刻。フランス在住の彫刻家で、作品はニューヨーク近代美術館などに収蔵されている。